9月4・5日 曇り
奥秩父の谷は自宅からのアプローチが長いのでこれまで敬遠していたのだが、 6・7日と他の用事ができたので荒川 の最源流である入川に出かけてみた。 有料釣り場の所に駐車して釣り場の小父さんとしばし周囲の状況を聞くことができた。話によれば非常に入渓者の多い谷だそうである。
途中でビバークする予定なので 荷物が多くなってしまったことを後悔しながらゲートを越えて赤木谷へと向かった。 途中の軌道を歩きながら2名の釣り人を確認することができた。 途中で柳小屋から下ってきたという人に出会った。真ノ沢への吊り橋が壊れてしまって 奥に入れずに2晩を小屋で過ごして下山してきたということであった。
荒川の起点の碑が赤岩の出会いにひっそりと立っていた。あたりは静かで軌道はそこが終点のようであったが橋脚が見受けられたので以前はさらに奥までつずいていたのであろう。吊り橋を渡り登山道を登ると赤岩谷の左岸に昔の伐採用の軌道がモミ谷まで延びていた。この付近は国土地理院の地図の表示が実際と随分異なっており初めて訪れる者にとっては注意が必要である。金山谷を釣ってみたがゲートから歩く時間が長い割には入渓者の足跡も多く見受けられた。奥多摩やこれまで釣ってきた谷に比べて私の好みには合わなかった。
ツエルトを張ってふんだんにある薪で焚き火をして静かな夜を過ごす。
翌日、柳小屋への林道を通り途中から金山谷へ下った。途中で下り道を間違えたらしく出会いより大分上流へと下ってしまった。この谷もアプローチの割には入渓者の足跡が多いように感じた。微妙なヘズリもありなぜこんなに奥まで苦労して入渓するのだろうか?などと考えながら釣りのぼるとイワナのアタリもあり美しい秩父イワナにお目にかかることができた。
縞模様の岩の美しい谷と濁りのない透明の水が釣り人をかりたてるのかもしれないなどと想像しながら綺麗な小滝まで釣り登ってケルンを積んで引き返した。長い帰りはときおりみかけるキノコを楽しみながら帰った。
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