那須高原のドライブインでりりまるさん夫妻と合流する。今回はいつも遠出で同行する吉田さんと 昨シーズン日原川に同行した、りりまるさん夫妻が同行できるとのことで、始めて車2台での釣行 となった。場所は青森と秋田の県境の白神山地の日本海側である。
入良川(いら)川、津梅(つばい)川、大峰川、白神川などが候補地である。 東北自動車道を北上して秋田自動車道を通り、能代で翌日の食料を調達して目標地に向かう。 途中、真瀬川を通過したとき印象深い清流なので記憶にとどめ、4つの川見をする。
私はこの川見が大好きである。水の色、川の石、水量から上流の様子を想像するのは本当に 楽しいことである。 不老不死温泉で日本海を見ながら湯につかり、翌日釣る場所をそれぞれきめる。私は釣果よりは 海から直ぐに釣ることができる大峰川を選ぶこととした。
大峰川 98年4月27日 曇り時々雨
河口から直ぐに釣ることのできる川が大峰川である。 かつては日本中の河川がこういう河川だったはずである。平瀬が多くポイントの定めにくい 流れが続く。いわなも放流サイズが多く途中1度大物をばらしてしまった。
やまめか、いわなかと緊張した釣りがつづく。やがて上流に入渓したりりまるさん夫妻が 上流から下りてくるのに出合う。りりまるさんの奥さん理恵子さんは2年越しで初めて 天然のいわなを釣り上げたとうれしそうであった。
地元の山菜とりのおばさんに山菜をたくさんいただいてご機嫌であった。りりまるさん曰く 「地元の人と話すには通訳が必要」。
ゆとり温泉で汗をながしてから入良川の林道沿いに上流の川見をする。
入良川 98年4月28日 曇り
りりまるさん夫妻は津梅川、吉田さんは間瀬川、私は 入良川 に入ることにする。吉田さんに入渓地点まで送ってもらい「びくに 入らないような大物を期待」と冗談を言われて別れる。
入良川は上流まで林道が延びているが川床からの距離が100m以上の標高差が あるので入渓者が少ないらしく魚影は濃いようである。淵尻からいわなが走るのがうれしい。
とある地点で写真のような大物いわな を釣り 上げることができた。(魚拓のため再測したら35cmあった)1号通しで2m以下の短 しかけに8号のいわな針が谷での私の釣りである。そこから上流は多くは望まずキジ餌の 早あわせでいわなをみるだけのつりで充分満足であった。
津梅川に入ったりりまるさん夫妻、 真瀬川 に入った 吉田さんもそれぞれに満足のできる釣りができたようである。 八森の”はたはた舘”で温泉につかりそれぞれに満足のいく釣行を語りあった。りりまる さん夫妻とはそこで別れ山形県相沢川に向かう。
相沢川 98年4月29日 晴
以前いい釣りのできた相沢川に寄ってみることにする。 最近は”道の駅”が方々にできていて釣りの旅行には待ち合わせ場所や仮宿場所として便利である。 高速道路の発達も遠くまで足を延ばすことができて便利であるがかつては遠すぎて行けなかった ところに釣り人が集まるようになり、1日では入れない場所以外釣り場としての価値はどんどん下がっている。
相沢川も例外ではなく、朝の1投目で形のいいやまめが釣れ期待をいだかせたが、 堰の上からはいわなの走る姿も見えず昔日の面影はなくなっていた。
なによりも無事に釣行を終えることができ仲間達に感謝したい。
摘みし山菜を持ってけえれと大峰の津軽のひとの心のやさしさ
また岩を釣ったかとおもう入良川の小滝の下の木漏れ日のなか